むやみに言葉が氾濫していることを感じる。
チャット、ツイッター、mixi、ブログ、作品や展覧会にはコンセプト・・・
多く、言葉にしすぎていると思う。私も含め。
人の水底には何かことばのようなものが漂っている。
ことばになる前のもののような。
それはかんたんに引き出すものではない。
知っている言葉にあてはめたり、
言葉でもって話そうとしたらちがうものになってしまう部分、
そこに向かってじっと耳を澄ますこと。
ひとりの静かな時間が必要だと思う。
不思議だけれどその時間のなかでは、ひとりであってひとりでない。