本日京都アートフェアが終わりました。
お越し下さった皆様、ありがとうございました。
企画関係者の皆様、おつかれさまでした。
今回はアートフェア企画の方々と話す機会があり、いろいろ思うことあり。
より良くしてくためには作家がもっと自身のこととしても考えないと。
夕方、見に来てくれた版画工房のみんなとごはん。
イタリアから帰ってきた後にとても楽しみなお話をいただく。
ああ、こんな人たちと出会えたことは幸せだ。
この人たちと話していると夜は短い。今度また延長戦をやらないと。
そしていよいよ搬入まであともう少し!
なかなか決まらない作品のタイトルがある。
絵に架ける橋よ、なんとか出でよ。
言葉に刺激されたくなって貘さんの詩集を手にとる。
貘さん、やっぱりいいんだなあ。
桃の花 山之口貘
いなかはどこだと
おともだちからきかれて
ミミコは返事にこまったと言うのだ
こまることなどないじゃないか
沖縄じゃないかと言うと
沖縄はパパのいなかで
茨城がママのいなかで
ミミコは東京でみんなまちまちと言うのだ
それでなんと答えたのだときくと
パパは沖縄で
ママが茨城で
ミミコは東京と答えたのだ言う
一ぷくつけて
ぶらりと表へ出たら
桃の花が咲いていた