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2012年 01月 30日
![]() 30日 土蔵を建てる部分に糸を張る。 4mx4m、8畳くらいの土蔵になるとのこと。 それに沿って、この後流すコンクリートの型枠を設置。 鉄筋を組み立てる。 2012年 01月 30日
![]() 庭の水仙はまだ蕾がついておらず、農協に出ていた日本水仙を思わず買い求める。 葉が美しい。 透ける花弁と佇まい、香りも。 いつから水仙を好きになっただろうか。 昔はなんだか顔がついているようで怖いと思っていた。 球根花にはなぜか気になるものが多い。 というよりも、たぶん球根に惹かれているのだろう。 それは生命の秘密に触れるようでとても神秘的だ。 雪明かりの窓を背に立つ水仙に、 ふとサンマルコ寺院の部屋にこぼれる、 小さな窓からの光を思い出す。 そして、音も無く、凛と まるで雪の光をそのまま移したかのような水仙の香りに しみじみと感嘆する。 何枚もスケッチしながら、それが画面に伝わらないことが もどかしく、 でもそんなことおかまいなしに、 チコはその横でちいさな寝息を立てている、雪の日。
2012年 01月 29日
![]() 29日 基礎の砂利(砕石)の敷きこみ作業 砕石は普通の砂利ではなく角がとがって小さなものを使う。 とがっているものだと石同士が噛み合いやすくなるため。 全体に敷いたら、重機転圧して締め固める。 2012年 01月 26日
この冬は昨年に比べて、雪が積もった日は少しだけだった仰木、でも昨日の大寒波で今朝からしんしんと雪。 家の中にいても吐く息は真っ白。 26日 外の水道管の移動工事。 基礎をつくる部分に水道管があったため30センチほど移動。 これからどんどん積もったら工事が進まんなあと 苦い顔の大家さん。 2012年 01月 25日
私たちが大家さんから借りている家は平屋で、裏の戸をあけてすぐ右に脱衣場とお風呂があり、 その向かいにアトリエとして使っている離れがある。 玄関の前には庭があって、一番道路側に車を停めるスペース、そしてその横に5m四方くらいの空き地があり、 だいぶ前、そこには土蔵が建っていたらしい。 でも使っていなかったり、老朽化していたりで、以前、取り壊してしまったらしいのだけれど 大家さんから、その土蔵をもう一度建てたいという話はたまに聞いていた。 それが週末、突然の大家さんの決心で実現に向かうことになった。 しかも自分たちで建てるという。 昔、大家さんは解体業(大家さんの言葉ではガリガリ屋)をしており、建築にも詳しく、 地域に大工さんの友人も多いので 69才、まだまだ大きな仕事をするのだと大張り切り。 私たちは思いがけず、土蔵の誕生に立ち合うことになりそうでわくわくしている。 土蔵ができるまでの工程をできるだけ記録していきたいと思う。 ![]() 23日、24日 地面の水平を出すため杭を立てて、レベルを出す。大きな石は全部よける。草を刈る。 基礎にコンクリートを入れるため、ユンボ(これも大家さんのもの)で土をある程度かき出す。 2012年 01月 20日
~うつくしきもの~ ミニアチュールの魅力展 -Beautiful things- the charming miniature exhibition 会 期 : 2012年1月25日(水) - 2月7日(火) 時 間 : 10時 - 20時 入 場 : 無料 会 場 : JR大阪三越伊勢丹6階・アート解放区 伊勢丹美術twitter neutron EXHIBITORS いちかわともこ / 入谷葉子 / 金 理有 / 酒井龍一 / 櫻井智子 / 塩賀史子 髙橋 良 / 忠田 愛 / 寺島みどり / 中比良真子 / 西川 茂 / 冬耳 / 松井沙都子 私はサムホール三点を出品させていただきます。 →会場に行った所、スペースの都合で二点の展示でした。 二点一緒ではなくバラバラに展示されています。 左写真:"ねこになる子" 2012年 サムホール JR大阪駅直結、三越伊勢丹6階美術画廊にいよいよneutronが本格参戦。 まずは小作品を集めたグループ展に13名の作家が出展! ミニアチュールを超えた魅力をお楽しみ下さい。 古来から、小さいものはかわいく、そして美しい存在として、私たちの心を和ませてくれます。 本展では、今注目を集める若手作家による、小さな作品=ミニアチュールを一堂に会し、 ご紹介いたします。きっとそばに置いておきたくなるようなお気に入りの一品が見つかるはずです。 neutron HPより 2012年 01月 16日
数年前、友人が私のホームページを立ち上げてくれたのに、なかなか更新の仕方を覚えられず、 長らくそのままにしてしまっていたところ 主人がとても簡単に作れるソフトを見つけ、 これなら私にも何とかできそうだと作成を開始。 たまっている作品写真、すべてを載せるのは無理だけれど なんとか整理しつつあります。 先日の個展に出した絵、彫塑も載せました。 まだ更新中ですが、 よろしければご覧ください。 ↓↓↓ AI CHUDA Website 2012年 01月 01日
![]() ![]() ![]() 明けましておめでとうございます。 今年もどうぞよろしくお願い致します。 2012年 元旦 忠田愛 2011年 12月 28日
"ヤコブからの手紙" クラウス・ハロ映像の光と影がとにかくすばらしい。 私には内容そのものよりも 紅茶を飲む行為、バターを塗る手、手紙を読む手、何気ない行為や仕草、日々の道具のうつくしさを 掬いとる視線が心にふかく残った。 "シチリア シチリア" 原語タイトルはBAARIA ジュゼッペ・トルナトーレ愛すべきイタリアの巨匠、トルナトーレの故郷バゲーリア(BAARIA)を舞台とした自伝的映画。 トルナトーレらしい切り口が随所に散りばめられる。 シチリアの小さな地方都市がきらめく宝石箱のように輝き、時間という軸をたどった時、 それは星空のように果てしないひろがりをもつ。 人間のもつすべてをひっくるめて愛しているトルナトーレの人間讃歌。 "ONCE UPON A TIME IN THE WEST" 通称"WESTERN" セルジオ・レオーネ密かなマカロニウエスタンファンでありながら今までこの映画を見ていなかったとは! カメラワーク、クレジットの入れ方、タイミング、どこをとっても絶妙。 エンニオ・モリコーネと言えば上記のトルナトーレとのコンビも素晴らしいが、 レオーネと組んだ時に映画は何層も厚くなるような気がする。 3時間という長編映画だが、二日続けて二度見て、さらにメイキングもたっぷり見た。 チャールズ・ブロンソンは文句なしで、シャイアン役のジェイソン・ロバーズがもう素晴らしい。 何年経っても色褪せることのない映画。 "ONCE UPON A TIME IN AMERICA" セルジオ・レオーネレオーネの遺作。 上記の"WESTERN""夕陽のギャングたち"とあわせてワンスアポンアタイム三部作と言われる作品。 1930年代の禁酒法の頃のアメリカを舞台としており、"アンタッチャブル"を彷彿とさせる。 デ・ニーロは名演だが、全体としてはまずまず。 "WESTERN"と続けてみると、大きく変わってゆく時代のなかで古き良き頃への郷愁や讃歌にも感じられるが、 "WESTERN"の鮮やかさは逆に時代が変わっても変わらぬものを教えてくれる。 "BABEL" アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥずっと気になっていた、ようやく見た、バベル。 重い映画。 ひとつの出来事がすべてのこととつながっている、イニャリトゥがずっと主題としてきていることは 舞台が世界に広がってもぶれることない。 菊池凛子扮する聾唖の少女が大事な役割を果たしているが、彼女が特別なのではない。 わたしたちひとりひとりが、耳が聞こえず、話すことができないのだ。目があっても見えていない。 バベルを見終え、何日か重い気持ちで悶々と考えさせられた。 イニャリトゥは言葉をこえた人と人との関わりに救いを見出そうとしたのだろうか。 私は、人がそのどうしようもなさを突きつけられ、それを自覚せざるを得なくなったときの その一筋の謙虚さが救いと思えてならない。 "卵""ミルク""蜂蜜"長編三部作 セミフ・カプランオール一節一節を心こめて綴られた詩のような、非常に繊細な映画。いままで見た映画のなかでも秀逸の作。 ほんとうに大切なことは決してことばにすることなく、 その行間のみに託した類稀なる映画。 描かないことで描くということ、描くことによってできる余白のことを 何よりも考えてつくられた映画ではないだろうか。 心のまんなかで納得できる。 一見退屈に見えるシーンも、ひとつひとつが後で意味をもってくる。 "卵"から"ミルク"、そして"蜂蜜"へ。 ユスフという男性の今からスタートし、時間を追うごとに青年期、少年期へ移行する。 そして時と共に、点と点はすこしずつ線を結びはじめ、最後の"蜂蜜"で大きく速度を増す。 映画のなかで点は完全に線になりきってはいない。 曖昧に点のまま結ばれぬもの、まだ茫洋としているものを含め、決して明快にしなかったことが この映画の嘘のなさだと思う。 映画になり得なかった部分を想像した。その部分を含めて存在するものを感じたいと思った。 セミフ・カプランオール、彼の映画をまた見たい。 叶うならば会ってみたいと思う人。 "蜂蜜"公式サイト ちなみに今見たい映画はこれ。 2011年 12月 27日
![]() 昨日は版画を新たに軸装するため、以前、お世話になった 栗山知浩さんのお宅にお邪魔させていただいた。 表装の作業場は予想よりもずいぶん小さく、 しかしクローゼットや押し入れの中から出てくる裂地の量といったらもう止め処なく、 あっというまに反物の山ができてゆく。 そのひとつひとつをじっくり見せて頂いたが、インドの古裂からお坊さんの袈裟に使われているようなものまで ありとあらゆる色、種類があって目がまわりそうになる。 さらに布は裏表どちらも使え、刺繍のものだと全く違う印象であり、 柄ものも小さな部分で使うとなるとありとあらゆるバリエーションがあり、 その無数の選択肢のなかから選ぶことは、楽しくも気が遠くなりそうな作業だった。 さらに布選びが終わると、軸の巾や寸法、一文字や風袋のあるなし、軸先などを決めていくという フルオーダーメイド。 結局4時間半悩ませていただき、選んだものは前回とはかなり違う印象になりながらも、 作品はスッキリと見せられるもの。 出来上がりが今から楽しみで仕方ない。 栗山さんのお話はとても面白く、様々な布や軸に関する豆知識は目から鱗で本当に勉強になりました。 またこれから栗山さんとお仕事させていただく機会がたくさんありますように! 2011年 12月 27日
![]() ![]() 先日は我が家にてちいさな忘年会。 わこちゃんが朝、福井まで行って買ってきてくれたぼたん海老と甘エビは新鮮そのもので、 生で食べるととろけるように甘く、焼くとヒゲや足までがばりばりと美味しい。 フンパツして久保田、買ってほんとによかった。 美味しいものというのは、どうして美しくもあるんだろうと海老をまじまじ眺める。 豚ねぎごぼうの生姜鍋はやっぱりおいしくて、何杯も食べて、 最後は麺を投入して、もう口もきけないほどお腹いっぱいになる。 ひと呼吸おいて〆はまついさんが買ってきてくれた濃厚チョコのケーキ。 みんな本当にありがとう。 今年はいろんなことがあった。 重い年だった。 それでも、そこに立ってやっていくということ、 なんとか踏ん張るということ、 そして、たとえぐらぐらになったとしても、変わらないものは変わらないのだと知ったこと。 それぞれのことを思い出しながら 皆様、どうぞよいお年を。 2011年 12月 21日
![]() いただきものの重なった日。 畑でとれたてのまだ土がついている人参、かぶ、大根、葱、山のキウイに柿、蜜柑、 そして黒いのは吊るし干柿。 上質で肉厚な柿ほどタンニンが出て黒くなるのだそう。 滋賀は野菜が本当においしい。 ふだん大体野菜は道の駅で買う。 スーパーのように食べたい時に食べたい野菜を選べる訳ではないけれど、 この一年、春夏秋冬、旬の野菜を存分に食べ続けて、 それぞれの野菜の本来のおいしさをずいぶん教えてもらった。 そして見た目の素朴な力強さと繊細さには、 はじめてそのものに触れたような新鮮な驚きと感動がいつもある。 2011年 12月 21日
![]() 個展が終わってあっという間の二週間。 どっと疲れが出て、とにかくよく眠った。 久しぶりの、絵を描かない時間、もうひとつの大事な時間を過ごす。 たくさん映画を見る日々、湖と、その上の絶え間なく変化していく雲と光をゆっくり眺める日。 個展で荒れていた家とアトリエの大掃除、久しぶりに髪をバッサリと切り 身も心もすっきりとして。 滋賀は初雪が降った。炬燵から出る度ごとに大きな勇気のいる、この家の寒い寒い冬がきた。 ![]() 小石蹴る 冬には冬の 音がする 大好きな山口砂代里さんの句は、冬の光がよく似合う。 ![]() ![]() 昔から少しずつ集めてずいぶん増えた木の実たちやドライフラワーをあちこちに飾る、 食べる訳でもないのに冬が本格的にはじまる前に実たちを並べると貯蔵室のようで どうしてだろう、こんなにもうれしい気持ちになる。 ジュンが学生の頃につくった大壺に、この前、湖縁でいただいたばかりの桐の花芽を投げ入れてみる。 ![]() 23日でここに引っ越してちょうど一年になる。 クリスマスを迎える準備も万端に。 2011年 12月 07日
![]() 歩歩琳堂での個展 "うつしおみ" が無事終了しました。 寒いなか、ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。 皆勤賞はなりませんでしたが、画廊には二日間をのぞいて毎日のようにいたので 本当にたくさんの人とお話することができました。 ほとんどの作品は震災以降に制作したもので、滋賀での新しい生活のなかでつくったものたち、 自分にとっては少し特別な個展となりました。 個展中に考えさせられたいろんなことはまだまだかたちを結ばず、 これから大事にゆっくりとつないでゆきたいと思っています。 ほんとうに、ありがとうございました。 なお、現在、歩歩林堂での展示は常設の絵画祭りに入っていますが 奥の小部屋にて20日頃まで個展の作品の一部(といっても小さなものを含めると20点以上)を 展示していただいています。 よろしければご覧ください。 お問い合わせは歩歩琳堂 078-321-1154 まで。 個展風景 2011年 11月 27日
![]() 個展もいよいよ折り返し、あと5日で終わります。 ミニ作品から海の大作(先日の日経新聞社NIO展示作)まで約50点展示しています。 皆様のお越しを心よりお待ちしております。 2011年 11月 19日
忠田愛 個展—うつしおみ— 主人のあと、私も神戸で個展をさせていただきます。 歩歩琳堂では四度目の個展となります。 絵やドローイングと、 このところ試みている小さな彫塑(土焼締めに着色)も いくつか出品します。 神戸にお越しの折には是非お立ち寄り下さい。 どうぞよろしくお願い致します。 会期:11.19 Sat - 12.02 Fri 水曜休廊 ※23日は祝日のため通常通り開廊しています。 時間:12:00 - 19:00 最終日16:00まで ![]() 在廊予定日:11/19.20.21.22.23.26.27.29.12/2 ギャラリー歩歩琳堂 〒650-0022 神戸市中央区元町通1-10-11 元町エビスビル3f MAP ℡078-321-1154 ![]() ![]() 2011年 11月 17日
![]() 先週、主人の個展"ツキ ヨム ハナ ト ホネ"が無事会期を終了しました。 ご覧くださった皆様、本当にありがとうございました。 うつわや絵の制作段階、釉掛け、窯出し、いつも横でみているものたちも、 こうしてまとまって並ぶと普段聞き逃していたことばが聞こえてくるようでした。 展覧会出品の作品は彼のホームページでもご覧頂くことができます。 さて、次は私の番、明日は神戸にて搬入、土曜日より個展がはじまります。 いよいよ寒くなって参りましたのでどうぞあたたかくしてお出かけください。 会場にてお待ちしております! 2011年 11月 17日
![]() 滞在最後の日は快晴。 再度、阿蘇山上へ向かう。 ビロードのようななだらかな丘の連なる草千里に点在する牛や馬。 牛や馬をみると、愛しいきもちでいっぱいになる。 ああ、一緒に過ごしたいと思う。それはずっと小さな頃から変わらない。 More 2011年 11月 09日
![]() そして、実は個展の裏メインとしてかなり楽しみにしていた阿蘇山中の秘湯・地獄温泉へ。 ヘアピンカーブの山道をぐねぐねあがっていき、ぽっかり開けたところに突如出現する垂玉温泉と地獄温泉。 日帰り入浴で、渓谷見下ろす垂玉温泉にも行きたかったのだけれど、紅葉真っ盛りでかなりの車が停まっていて 今回は地獄温泉だけをゆっくり堪能することに。 江戸時代からつづいている湯治場の老舗で、建物も黒光りする床もかなりの年季が入っていて当時を偲ばせる。 泊まった本館の部屋は鍵も無く、障子と薄い壁でしきられただけで湯治情緒溢れていた。 ![]() ![]() 温泉はとにかく素晴らしく、いままで行ったなかで一番ではないだろうか。 元湯はかなり湯温が高く、浸かれなかったが、 それ以外はちょうどいい湯加減で、来ている人がなんとも良い顔をしていた。 夜、ほとんど人のいないすずめの湯でおばあさんが話していた。 昔はね、お医者さんにもうだめだと言われた人がたくさん通うとったのよ、 いまでもここのお湯で治ると思ってる人はたくさんいるたい。 温泉はほんとうは自分の身体としっかり向き合う場所なのかもしれない。 病や傷や自分のなかの決して都合のいいことばかりでない自然を うけとめていくところなのだろうと。 温泉でそんなことをはじめて思った。 ![]() ![]() 地獄温泉清風荘 2011年 11月 09日
![]() 阿蘇〜高千穂の山々はいつも雲海と共にあった。 深い霧が立ちこめた夕と朝、すこしずつ現れては消える山の稜線を長く見ていた。 高千穂、天岩戸神社の横の宿から見た早朝の風景。 一本の大きな木だけ、なぜかずっと霧に霞むことがなかった。 ふとイタリアのあの木のことが胸を掠めた。 More 2011年 11月 09日
![]() 黒川温泉から高千穂へ二時間強のドライブ。 歩けば歩いたなりの風景が、自転車にのればすこし風をきった風景が、 そして車でゆけば車ならではの風景がながれる。 こんなところを車で走れるしあわせ。 阿蘇、やまなみハイウェイ。 ![]() イチョウの大木に護られた里のお社。 まわりの民家からたなびく煙。日本の原風景だなあ。 ![]() 高千穂峡 2011年 11月 09日
![]() 個展を見に来てくれた母と、ギャラリーより車で一時間半、黒川温泉へ。 九州でも奥山ではちょうど紅葉がはじまっていて、錦繍の山道をドライブ。 黒川温泉の宿は皆、部屋数が少ないところが多く、私たちの泊まったところも十室ほどしかない小さな宿で 江戸末期に創業されたとのこと。 隅々まで手入れがゆきとどいていて、とても気持ちのいいところだった。 旅館のなかだけでも5つほど温泉があり、存分に満喫する。 なんだかこういうところに来ると、普段ゲストハウスやスパの仮眠室に泊まることの多い私には とても勿体ないような心持ちもありながら もし、自分がもの書きでこんなところに籠りながら文章を書くなら 流れるように筆がすすむことだろうと想像。 身も心もほぐしながら頭のなかを少しずつ整理する。 More 2011年 11月 08日
昨夜、熊本から滋賀に帰ってきた。 濃厚な日々!阿蘇の大自然と、そしていろんな人との関わり、 熊本ラーメンからはじまり、馬刺にレバ刺しに熊本の焼酎、タイピーエン(熊本名物春雨の汁そば)に温泉三昧。 心も身体もお腹いっぱいの旅でした。 まずはatelier matisseでの展示。 山のなかにあるとは聞いていたものの、田んぼの間を抜けてどんどん山奥に入っていき、 民家もなくなり林のなかをすり抜けさらに奥へ奥へと進んだところにぽっと佇むギャラリー、 たどり着いた時はさすがに驚いた。 天にまっすぐ伸びる檜林からこぼれる光の心地よさ、そしてとても印象的だった風の音。 時々風が吹き抜ける時に聞こえる葉擦れの音は驟雨に似ていて、思わず何度も外にでて確かめる。 風の音とはこんなにも重奏的だったんだ。 聞いてみれば、このあたりに風当(かぜあて)という地名があるとのこと。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 搬入の日は、ギャラリーの中尾さんと市内のちいさな小料理屋さんにてたくさんのお話。 お料理の新鮮さ、素材の組み合わせ、お店の壁や空気、どれも丁寧な心くばりが感じられて 本当に素敵なお店だったなあ。 連れていっていただけたことがとてもうれしくて。 個展初日の夜、matisseと関わりの深い作家さんやギャラリーの方、オーディオ道場の片山さん親子 そしてなんと鹿児島から宿をとって個展にかけつけてくださったお客様と共に。 それぞれの空気や温度、重なりあうようで重ならない部分やその距離感がおもしろい。 人がたくさん集まるといつも感じる化学反応のような夜。 いろんなことを感じ、人間のことを考えさせられた濃い二日間。 ギャラリーの中尾さんとは限られた時間のなかで本当にいろいろお話できた。 まだまだお話し足りないこともたくさんあるけれどゆっくりと、 これから長く関わっていくであろう方。 春よりatelier matisseは、熊本市内に移転します。 現在工事中のギャラリー、きっと中尾さんによく似た素敵なギャラリーができるのだろうと。 どうぞ中尾さんは中尾さんの思う道を。 そして、今回matisseでの個展は14日までですが、嬉しいことに版画展は 12月1日より熊本市内にある岡田珈琲グランガーデン店に巡回することになりました! 私はなかなか現地に行くことはできないけれど作品たちはいろんなところを旅してくるのだな。 ご覧いただけると嬉しいです。 2011年 11月 05日
稲富淳輔 個展ツキ ヨム ハナ ト ホネ 主人が神戸で個展をさせていただきます。 うつわと絵の展示です。 神戸にお越しの折には是非ご高覧下さい。 どうぞよろしくお願い致します。 会期:11.05 Sat - 11.11 Fri 水曜休廊 時間:12:00 - 19:00 最終日16:00まで ![]() ギャラリー歩歩琳堂 〒650-0022 神戸市中央区元町通1-10-11 元町エビスビル3f MAP ℡078-321-1154 2011年 11月 03日
忠田愛 銅版画展—Panta Rhei— 会期:2011.11.3 Thu 〜 11.14 Tue 時間:11:00 〜 18:00 水曜休廊 在廊日:初日 会場:atelier matisse 〒861-2402 阿蘇郡西原村小森桑鶴2190-2 TEL/FAX 096-279-1141 ![]() 忠田愛の作品を初めて見たのは神戸の歩歩琳堂という画廊。 麻布の上に載った陶土が削り取られその奥に朧な人物の顔、 すべての生き物が風化していく過程のように感じた。 忠田愛は内面との対話の中から人の底辺にある普遍的な動かぬものに近づいていこうとする作家だ。 作品は時間の経過を感じさせつつ、モチーフが風とともに消えてしまいそうな儚さを感じさせる。 PANTA RHEI・・万物流転 この世のすべてのものは、常に居場所を変え流れ移っていく、 こちらも教わることの多い非常に面白い個展になりそうだ。 今回の個展では忠田愛がここ数年取り組んでいる銅版画20点を展示。 滋賀県の里山で日々作品を制作。九州で初の作品発表となります。 ご多忙とは存じますが皆様どうぞご高覧下さい。 atelier matisse 中尾佳子 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 神戸で作品を見ていただいたご縁で阿蘇で銅版画の展覧会をさせていただくこととなりました。 未踏の九州でどんな出逢いが待っているのかとても楽しみです。 ギャラリーは熊本市から少し離れたしずかな森(山?)のなかにあるとのこと、 お隣にはオーディオやスピーカーの名機が揃う、元剣道場の喫茶店 (しかも二階はアンティーク時計の博物館らしい)があって なんだかとっても濃い滞在になりそうです。 阿蘇の皆様、熊本の皆様、是非展覧会にお越し下さい!! 2011年 11月 01日
明日阿蘇へ搬入、展示に行ってきます! 滋賀には来週月曜日に戻ります。 2011年 10月 31日
10月14日の夜、チコの腕のなかで仔猫の一匹が横たわっていた。もう動いてはいなかった。 その二日前から雨がつづいていた。 猫たちは皆風邪気味で暖を求めて、 うちの母屋をでてすぐのところにある風呂場の脱衣場に珍しく集まり 七、八匹がだんごになって一日中そこにいた。 皆安心しきって眠っていた。 その家族の風景はなんだか神々しいほどに感じられ 私たちは何度も何度もこっそりのぞいた。 仔猫はそのなかで息をひきとったのだった。 とても短かったけれど、 仔猫は精一杯よく生きてよく死んだ。 時がとまったような時間のなかで 不思議と、かなしみだけでない、 もっと大きななにかが胸に灯っていた。 亡骸を夜の庭にかえし、ふと振り返った時 後ろに座ってそれをじっと見ていた母猫チコの姿を きっとずっと忘れないだろう。 今日庭に、仔猫の眠る場所を見に行ったら、 盛り上がった土の上に もうたくさんの草の芽がでていた。 2011年 10月 30日
2011年 10月 30日
先週、奈良県立美術館の磯江毅展へ。展示は各時代を網羅した非常に充実したもので、 今年発見されたという多数のデッサンも展示されており凄い見応えだった。 ゆっくりと絵を拝見して後には ただただ、不思議なほどに澄み切ったものがのこっていた。 それは毅さんの、ものを見つめる透徹した眼差しだったのかもしれない。 絵を描くことの孤独とは 確かにしろい光のなかにあることを 改めて教えていただいたような気がしている。 いくつかの絵を何度も何度も胸の内で反芻した。 ちょうど先日、磯江さんとも親交があり、かねてから興味のあった Eduardo Naranjoの稀少画集をオークションで入手。 描ききることでそのものを解き放った彼らのアプローチを暫し辿る時間。 2011年 10月 30日
![]() ![]() ![]() ![]() 26日は"十一の海"展示とトーク、打ち上げと慌ただしい上京でした。 プレオープン、そしてトークに駆けつけてくださった皆様、本当にありがとうございました。 短い時間のなかでしたが、いろんな方とお話できて貴重な時間でした。 今回はトークの難しさを痛感し、グループ展についてもいろいろ考えさせられ、 課題をいただいた展覧会でした。 トークはあっという間に時間がきてしまいましたが、ご来場者の方で何か言いそびれた方、 こんなことを聞いてみたかったということがありましたら、"十一の海"ブログコメントにドシドシ書き込んでください。 Genの目的でもあった、普段していないことへの試みと、お題をいただいて描く"注文制作"が重なった中での試行錯誤。 そのなかで出てきたことは、真摯に受け止め、しっかり拾って次につなげていこうと思っています。 展覧会は土日祝はお休みなのでお気をつけてお越し下さい。 ![]() 私の海、”わたの原”はこんな感じ。会場が暗いので実際の色と全然違いますが。 また明るいところでも展示してみたい。 画家の渡邊榮一さん、わかりやすい写真をとっていただき、 コメント本当にありがとうございます。 |
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