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2012年 05月 21日
金環日食





















不思議な体験だった。
降り注いでいる光は痛いほど鋭く、
普段、太陽が出ている時なら
影でも明るい軒下の部分が
断絶されたように暗かった。
何かとてつもない何かが
こちらに来るような、
行き過ぎていくような
ただならぬ空気に
胸がざわざわとした。

# by ai-pittura | 2012-05-21 21:31 | Trackback | Comments(0)
2012年 05月 15日
縁側
ずいぶん暑くなってきたので、
この前、縁側の軒から日よけを出した。
晴れの日、家にいる時はよくここでごはんを食べる。
お気に入りの場所だ。
バターを塗ったパンとミルクティーとか、
コーヒーとか、
塩だけのおにぎりと卵焼きと沢庵とか、
シンプルなものをとても美味しいと感じる。
めろんさんと西川君から愛飲している、といただいた
阿蘇の万能茶がものすごくおいしくて大活躍している。
ありがとうございます。





一週間前から久しぶりに100号を描いている。
窓から吹き込むさわやかな五月の風に乗って
ガンガンいこう。

# by ai-pittura | 2012-05-15 00:42 | 仰木の暮らし | Trackback | Comments(0)
2012年 05月 14日
野あざみ

# by ai-pittura | 2012-05-14 18:40 | 仰木の暮らし | Trackback | Comments(2)
2012年 05月 13日
日月山水図

先日、久しぶりに大阪に帰り、河内長野の金剛寺に日月山水図を見に行った。
公開は春(5月5日)と秋、年に2日間だけで、念願叶い、ようやくこの絵に逢えた。
室町の頃、真言密教の仏具として描かれた作者不明の屏風。
描かれているものを超えて様々なことを想起させる、とても不思議な絵だった。
山海は象徴的で、底辺に濃密な祈りのようなものが流れていた。
しかしそれは西洋の、空に昇華する透明な感覚ではなく、
土に息づくような感じがして、じっと見ていると檜や杉の林立する参道を歩いているような気がした。
空に根ざす、土に根ざす、それは結局同じことかもしれないが、
その感覚の分岐はどこからくるのか、
私自身の主観的なことなのか、それをこえたものを含むのか、
感動と共に、こたえを出せないことに意味がある様々な問いをいただいた。

# by ai-pittura | 2012-05-13 23:23 | | Trackback | Comments(0)
2012年 05月 11日
本/メモ
春から今までに読んだ本、現在読んでいる本

○『日本のこころ』 岡潔 講談社
○『現な像』 杉本博司 新潮社
○『苔のむすまで』 杉本博司 新潮社
○『ノラや』 内田百聞 中公文庫
○『黒猫のひたい』 雑誌・てんとう虫のなかに書かれていた井坂洋子さんのエッセイ
○『月とさかな』 井坂洋子 河出書房新社
○『ハーケンと夏みかん』 椎名誠 山と渓谷社
○『星と嵐 6つの北壁登行』 ガストン・レビュファ 集英社文庫
○『武満徹 私たちの耳は聞こえているか』 武満徹 日本図書センター

杉本博司さん、まだこの二冊では何とも言えないけれど、疑問符のようなものが残る。
この疑問符が何なのかはっきりとわかっていないけれど、その一部は知識ということについて。

ノラや、は帰って来なくなったノラを思う内田百聞の泣き暮れる毎日の日記の集積で、
それはもうひどい親ばかぶりなのだけれど、なんともあたたかい本だった。

『黒猫のひたい』はりかさんが雑誌を送ってくださって読むことができた。
ひとつひとつの文章にさめざめと泣いた。
かなしいとも嬉しいとも全然違う涙で、真ん中にしみこんでくる文章だった。
私はかつて立ちあった動物たちの死を思い出していた。
彼らは死と生を等価で納得していて、
明日生きることと明日死ぬことはどちらもおなじことのようだった。
生き物との暮らしのなかで、ふとした些細な瞬間、
彼らにとっての生き死にが垣間見えることがある。
それはしずかな湖面のような感じがする、そしてやさしい。





それから、どちらも山をテーマとしたマンガ
○『岳』 石塚真一 小学館 全15巻
○『孤高の人』 坂本眞一 集英社 全17巻

『岳』は山岳救助を柱とする話、そしてそれぞれの人にとっての山の話。
去年映画化されていた『岳』の原作で、映画のほうは見ていないのだけれど
ほんと素敵な原作だった。
読み終えた後は、アルプスの山のような、
澄み切った何かが吹き抜けていったようだった。

# by ai-pittura | 2012-05-11 17:14 | | Trackback | Comments(0)
2012年 05月 04日
霧の林

わこちゃん、松井さんと湖北、マキノ高原の大谷山へ。
雨雲の間を縫っての山歩きはかなり肌寒く、強風と霧のため頂上まで進むことはできなかったが、
霧に包まれた山頂近くのブナ林に圧倒された。
一斉に芽吹いているブナの若葉は、はっとするほど鮮やかな萌黄色でやわらかく、しっとりと濡れている。

霧のうつくしさというのは一体何なのだろうか。
こまかい粒子に縁取られたやわらかい風景は、様々な物事(や音楽)を想起させる。
風が白いベールをさあっと押し流す度に、樹々は前に出、うしろに下がりながら
瞬く間に階調を変えていく。
すこし遠くで鳴く鹿の声も神秘的で、白い鹿が現れそうやなあ、とわこちゃんが言う。






大谷山

# by ai-pittura | 2012-05-04 22:18 | 山へ | Trackback | Comments(0)
2012年 05月 04日
ムクモの山
平から皆子山に登った人はきっとほとんどの人が会っていると思う。
平のバス停から寺谷橋の登山口方面へ歩くと、
車止めのチェーンの手前に白い犬がいる。
すぐそこのお家で飼われている子のようだった。
四肢がしっかりとしていて、
プロペラのようにやや横についている耳が印象的だった。
確かに犬なのだけれど、見ようによっては羊や豚に似ている部分も
すこしあって、なんとも素敵な生き物だ。
私たちが近づいていくと、尻尾をぶんぶん振る訳でもなく、
飛びついてくる訳でもなく
しかし確かに友愛の情をもってこちらに歩いてきた。
すこし汚れているむくむくの白い毛も、ちょっととぼけた目と鼻もかわいくて
私たちは勝手にムクモと呼んだ。
ムクモの家の前には道路をはさんで川が流れていて、
そのむこうに若葉の皆子山と朽木の山々が迫っている。

今日も変わらず、登山者をゆっくりと見送り、
そして同じように出迎えているだろうムクモのことを思い出す。

# by ai-pittura | 2012-05-04 17:21 | | Trackback | Comments(4)
2012年 05月 04日
Gift



皆子山

# by ai-pittura | 2012-05-04 16:52 | 山へ | Trackback | Comments(0)
2012年 04月 23日
さくら山で音楽会





さくら山に行った。

# by ai-pittura | 2012-04-23 21:49 | 仰木の暮らし | Trackback | Comments(4)
2012年 04月 23日
ここ二、三ヶ月は人物を描いていたのだけれど、
かなり不調で仕上がらないものが何枚もあった。
描いて描いて描いて脱出できる時もあれば、
描けば描くほど泥沼にハマっていくこともある。
そういう時は本当に切り替えが必要で、
制作以外の時間をどう過ごすかもかなり
大事なんだと思う。(そんな訳で日記も絵以外のメモが
多くを占めるようになってきた。)
それは自分の平衡や傾きをみることでもある。
いまからの季節は絵を描くことと野山に出かけることが
ちょうどよい両輪になるのだと思う。
春ノ過ゴシカタはネコ達に学ブ。
最近の我が師匠たちである。
猫は猫をのびのびと生きる。
ケンカして傷だらけで帰ってきても
ちょうちょを一向につかまえられず地団駄ふんでも
明日また足どり軽く
春のほうに駆けてゆく。


制作中の絵、部分






貘さんの猫の詩も、やっぱり好きだ。

# by ai-pittura | 2012-04-23 21:11 | タガネ | Trackback | Comments(0)
2012年 04月 19日
湖北の桜




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# by ai-pittura | 2012-04-19 17:18 | 風景 | Trackback | Comments(2)
2012年 04月 19日
つらなる春の野




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# by ai-pittura | 2012-04-19 11:31 | 仰木の暮らし | Trackback | Comments(2)
2012年 04月 13日
童仙房の鯉江良二さん
桜並木の瀬田川を横目に信楽方面へ、茶畑の谷をいくつも越え、うねうねの山道をどこまでも走り、
途中の道では猿にも出会い、3時間かけて目指したのは南山城村の童仙房。
童仙房といえば、陶芸をしている人にはなじみ深い名前の土で、まさにそれはここでとれる土。
その山の上の旧野殿童仙房小学校にて、今日は鯉江良二さんのワークショップに参加してきた。






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# by ai-pittura | 2012-04-13 22:16 | 人間 | Trackback | Comments(4)
2012年 04月 10日
のたりのたり


あるものはねむり                  あるものはのぼり
ねこたちが よりねこたちを生きているような 春



# by ai-pittura | 2012-04-10 21:57 | 仰木の暮らし | Trackback | Comments(0)
2012年 04月 10日
北比良峠

あたたかな春の日、ちょっと山に入ったところでゆっくりお弁当を食べようとゆいと比良に出かける。
イン谷口〜正面谷に入り、大山口へ。
大山口の分かれ道を右へ、川にかかっている手づくりの橋は壊れて渡れず、浅瀬の飛び石を渡る。
見晴らしを求めてもう少し上まで行こうと登りはじめるも、
延々とつづくかなりの急登に早くも体力、筋力不足を思い知らされる。
約一ヶ月ぶりの比良、山はまだ春からは少し遠く、桜の蕾もかたく、新緑はまだ冬芽のなかに身を縮めている。
雪は先月よりもずいぶん解けてきており、登山道は雪解け水で小さな川のような状態。
常緑樹の比較的多い道を登っていき、大山口から40分ほどでカモシカ台へ。
樹々の間から春霞の琵琶湖がうっすらと見える。
カモシカ台からは雨などによってV字に切り込まれたダケ道といわれる細い道が続く。
なかなか眺望が開けず、北比良峠を目指すが、途中からザラメの雪道に。
解けかけて水分を含んでいる雪はかなり滑りやすく、一歩一歩に時間がかかる。
急坂はなんとか登れても、つかまる木も疎らな帰りの下りで滑落の危険を感じ、
カモシカ台から1時間ほど歩いて北比良峠(967m)目前で引き返すことにした。
トレッキングポールがあればこういう時しっかり支えられるのだな。
二足歩行というのはなんとも頼りないものなのだ。
結局、昼食はやや窮屈な尾根で、眺望開ける北比良峠を、幾分恨めしい気持ちで眺めながら、
寒さにふるえて食べることになり、想像していた昼食とのギャップが可笑しくて笑いあった。
思えばゆいとどこかに行って快適だったことはほぼ無く、
西表島では台風のなかテントを張ることになり、遠野では猛吹雪のなかをさまよったことが懐かしい。
それを思えば、私たちは年を取り、少しずつ慎重になることを覚えている。

それにしても、我ながら足腰の弱さがここまでかと情けない。
下りでは膝が笑いっぱなし、乳酸もすぐたまる。
少しずつでも身体をつくっていきたい。
それでも頭や心の疲労と違って、全身を使ったあとの疲労は本当に心地よく、
なんだか脱皮したような心持ちでスッキリと眠りについた。



4月9日 麓は晴れ、中腹より曇り、にわか雨 寒暖の差かなりあり
イン谷口〜正面谷(10:45)〜大山口〜カモシカ台(11:25)〜少し休憩〜ダケ道(途中から雪道)〜
北比良峠手前(12:45)〜昼食〜ダケ道〜カモシカ台〜大山口(15:00前)







# by ai-pittura | 2012-04-10 21:15 | 山へ | Trackback | Comments(0)
2012年 04月 02日
パンドラを覗くアートシェルフの出会い@蔵丘洞画廊
パンドラを覗くアートシェルフの出会い

4 月 14 日( 土 ) ~ 28 日( 土 )
会期中無休
10:30-18:30

蔵丘洞画廊にてグループ展に参加させていただきます。
私は4号S(写真)の絵を出品します。是非ご高覧ください。

蔵丘洞画廊
〒604-8091
京都市中京区御池通寺町東入ル
本能寺文化会館1F(地下鉄東西線市役所前駅4番出口すぐ)
Tel 075 255 2232 or 050 3522 8486
Fax 075-255-1786

数年前から画廊ではチョッと気の利いた小品を集めた壁一杯のシェルフを設けています。

新しい世代の感覚が社会の大勢となって、時代の証言形を紹介する取り組みが市井のギャラリーとしての
役割であろうと判断し、良質な美術をごく気軽に購入して頂けるコーナーとしてきました。

このたび、旧知のアートソムリエ山本冬彦氏と画家の佐々木豊先生のご協力を得、精鋭の若手作家を交え、
小画面ですが魅力ある珠玉の数々の絵画をこのシェルフで展観します。
一つの限られた空間に燦然と輝く明日の希望をご覧頂きたいと存じます。

蔵丘洞画廊

# by ai-pittura | 2012-04-02 23:41 | お知らせ | Trackback | Comments(0)
2012年 03月 23日
平和堂財団
先日、平和堂財団より新進芸術家芸術奨励賞をいただきました。

23年度美術部門は洋画の宇都木裕子さん、藤永覚耶さん、
書の川添翠湖さんと日本画忠田愛の4名です。
推薦してくださった先生にも、
ほんとうにありがとうございました。

私自身はいろいろなことがうまくできず、歩みも遅いですが、
生きていくひとつひとつのことに、
丁寧に、真摯に向かっていくことができればと思います。
向かうところは、絵を描いて生きていくことを決めた時から
ずっと変わりません。
同じことを思っています。
一日一日をつみかさねて、
すこしでも近づくことができればと。




# by ai-pittura | 2012-03-23 23:44 | お知らせ | Trackback | Comments(6)
2012年 03月 23日
遠い祖先

仕事先の美術予備校の旅行で修了生たち、スタッフと共に湯原温泉に行ってきた。
最近遠出続きです。
皆で岡山県の井倉洞へ。
鍾乳洞は生きつづける化石だ。
石筍は400年かかってやっと1cm伸びるという、
800年で2cm、1200年で3cm、50cm伸びるためには20000年の時、
眼のまえにある気の遠くなるような悠久の時間の重なりに言葉をなくす。
鍾乳石のかたちはまるで海底の珊瑚礁のようでもあり、胎内のようでもあり、
すべての命の起源を見るようだ。

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# by ai-pittura | 2012-03-23 22:07 | | Trackback | Comments(0)
2012年 03月 16日
お山


心は山に向かっている。
日中の穏やかな陽射しに春のひとあしひとあしを確かめる度に、
若葉の山に入る愉しさを思い、どことなく浮き足立っている。
思えば、滋賀に住むようになってから、絵を描いていない時間の過ごし方がずいぶん変わった。
京都での日常の筆休めと言えば、専らお酒で、
すぐ近くに住むのんべえからもよくお誘いがあり、飲まない週はなく、
鴨川沿いのカフェや馴染みの喫茶店には制作の休憩にゆっくりできる大好きな席があった。
古本市に骨董市、手づくり市、今思えば京都にはしょっちゅう面白い市があったし、
家から歩いて数分のところに、学生時代から何度となく通ったおいしいお店が何軒もあった。
今思えばある種、奇跡的なほどだ。
みな川の蕎麦、ジュネスの肉汁滴るハンバーグ、何を食べても丁寧に作られていて優しいMIWAのごはん、
グリルにんじんのクリームコロッケ・・・数えればきりがない。
残念ながら今近所にそういったお店はなく、お酒や外食の幸せはすこし遠いものとなった。

仰木に住むようになって、制作の合間には庭の草花を観察するのが楽しみとなった。
夏は草刈りが手に負えなくなるけれど、
冬の長い禁欲期間を経た後の芽吹きの嬉しさといったらこの上ない。
そうして、最近はなんだか用もないのに庭を見に出たり入ったりする回数が増え、そわそわとしていて。

もうひとつは車生活になったことで、身体が本当に鈍ってしまっている。
腰痛、肩凝りもひどく、ここまで歩く機会が無くなったことで、
今まで等閑にしてきた身体に対してようやく少しずつ意識をもてるようになってきた。
湖岸道路を走れば、右手には湖、左手には比良山系の山が湖北まで長く連なっている。
滋賀の自然は懐が広い。
夏は湖で泳ぐとして、この山々に登らない手はない。
比良山系は滝あり、湿原あり、1000m前後の山が多く、コースも多彩だ。
そんな訳で今年は何度か山に登りたいと思う。少しずつ山の道具を揃えていきたい。
おにぎりを食べるためやコーヒーを飲むためだけに山に入るのもいい。

震災から一年が経った11日、北比良峠方面に少し入ってみた。
まだ雪がずいぶんあって、山は茶色い印象だったがヤシャの若葉が芽吹いていた。
川のそばで、猫のためにほわほわのネコヤナギを一枝いただいた。
自然のやわらかく細かい襞にふれるなかでは、バランスを欠いている部分や凝り固まっている部分が
浮き彫りになるようだ。それは精神的にも肉体的にも。
お山は問いだけをのこして、あとはあなた次第よとやさしく微笑む。
短い時間ではあったけれど山の澄んだ空気と沢のせせらぎ、しんとした樹々の気配に触れて、
内側のなにかかたいものが、ほろほろと解かれていくようだった。
私はまだ山のほんの表層しかしらない。



# by ai-pittura | 2012-03-16 22:22 | 仰木の暮らし | Trackback | Comments(2)
2012年 03月 05日
オブジェ展のお知らせ


日本画家のオブジェ展

会期:3月20日(火)~4月1日(日) 12時~19時/日曜~18時 (月曜休廊)

浅井敬二/阿部瑞樹/李玟暎/池田勝俊/岩崎絵里/久野隆史
菅原不寿史/高田学/高村総二郎/田島周吾/田村葵/忠田愛
マツダジュンイチ/山本俊夫/山本雄教/吉岡佐知/若狭悌尚/和田ひとえ

会場:GALLERY3 maronie
  :〒604-8027京都市中京区河原町通四条上る塩屋町332
  :http://www.gallery-maronie.com/


お誘いをいただいて、マロニエでのグループ展に参加させていただきます。
陶彫でつくった鳥を古道具のパーツや流木、アイアン、木の実などと組み合わせて遊んでいます。
写真は出品予定作品。
是非お立ち寄りください!

# by ai-pittura | 2012-03-05 15:19 | お知らせ | Trackback | Comments(0)
2012年 02月 29日
永平寺



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# by ai-pittura | 2012-02-29 21:57 | | Trackback | Comments(0)
2012年 02月 22日
答志島





奥伊勢から鳥羽へ。
鳥羽の港から船で10分の答志島にて一泊。
どうしてだろう、島がやっぱりどうにも好きである。
島には独自の文化や文脈が しっかりとあって、そこに立ちこめる生活感にふれる時、
ささやかな宝物を見つけたようなよろこびと共になぜかいつも少し胸が痛い。
夜にちいさな星を見つけた時と似た気持ち。
答志島はもう梅もほころびかけていて、滋賀よりきっと二週間は春に近い場所だった。
家々には大体どこの壁にも○に八の文字。
なんだか暗号のようで不思議だったが、次の日の朝謎がとける。
それは毎年八幡さまのお祭りのあとの消し炭で書かれるという魔除けの八、八幡さまの八だった。
そして各家の軒先にはお札と鰯の束、これも魔除けのため。
島のおばあちゃんたちが皆、押している手押し車はじんじろ車といって、
野菜やお魚を運ぶための荷車。いろんな色があって使い込まれていてとてもかわいらしい。
島はワカメ漁の時期、これから4月までが旬とのことで
初めていただいたワカメしゃぶしゃぶ、伊勢エビに鯛にさざえに、
民宿では夕食にとんでもない豪勢なものが舞い踊り、それは泊めていただいたお値段とは不釣り合いなほどで。
海沿いでは、立体制作に使えそうな流木を拾い、網にひっかかって陸あげされたヒトデたちを拾い、
たくさんの収穫と共にほくほく帰宅。
島のおばちゃんたちにも本当によくしてもらって嬉しかったなあ。いつかきっとまた行きたい。
Wちゃん、車を出してくれてありがとう!運転ほんとにおつかれさま。


# by ai-pittura | 2012-02-22 23:14 | | Trackback | Comments(0)
2012年 02月 22日
瀧原宮
先日、短いダーツの旅に出かけた。
目をつぶって地図を広げ、家から車で片道4時間以内位の範囲で
えいやっと串が刺さったところは奥伊勢あたり。
滋賀は大雪の早朝6時前に家を出発し、まずは伊勢神宮内宮にお参りをしてその後、奥伊勢を目指す。
地図で奥伊勢にあった瀧原宮という名が気になり、調べてみると
お伊勢さんの別宮のひとつで、第11代垂仁天皇の皇女倭姫命が、
天照大御神を祀る地として新宮を建てたとのことで、その後少しして現在の内宮に新宮を建てたため、
この瀧原宮は天照大御神御魂を祀る別宮となったとのこと。


田んぼの間を走り抜け、少しずつ山の中に入っていき、
民家や道の駅を抜けたところに瀧原宮はひっそりと立っていた。
森に入ると空気は一層澄んで、土と緑の匂いが濃くなる。
お社までの道はどこまでも長く、高くそびえた樹々は傘のように空間を包み、
時折陽が射すと樹の間から光がこぼれ、はらはらと光り舞落ちる雪に何度も足をとめる。
長い道を抜けたところには御手洗場の川が流れており、お社の配置とも伊勢神宮内宮ととてもよく似ていて驚く。
瀧原宮は内宮のひな形になったという説はかなり確かなものだろう。
参道には樹齢何百年の杉の巨木が何本も天に向かってそびえ立ち、
伊勢神宮同様、常緑樹である照葉樹や針葉樹が深い緑の森をつくっていた。
一本一本の木をゆっくり観察し、一瞬として同じではなく光に移る緑の階調に身をゆだねてみる。
ふと、確かにそこにはほとんど緑しかないことに気付く。
つまり落葉樹がないのだ。
帰宅してから調べてみると、農耕民族のなかで落葉樹林を神域、鎮守の森として祀る例はないとの論述をみつけた。
常緑の緑は、太古の人々にとって変わらずそこにあるものへの祈りの象徴だったのかもしれない。



瀧原の森

# by ai-pittura | 2012-02-22 22:18 | | Trackback | Comments(0)
2012年 02月 16日
土蔵ができるまで vol.7

16日 骨組み
なんと朝はvol.6の状態だったものが、お昼前には左の写真に。
さらに夕方には屋根もついていて、右の写真に!
大工さん4〜5人の信じられないスピードに唖然!!!
この辺りにはビルも無ければ、平屋も多く、土蔵の隣はお地蔵さまの小さなお社なので
二階建ての骨組みだけでかなりの存在感。


# by ai-pittura | 2012-02-16 19:07 | 土蔵ができるまで | Trackback | Comments(2)
2012年 02月 15日
土蔵ができるまで vol.6

寒さで冬場のコンクリートはなかなか湿気が飛ばず、じっくり乾かして
11日 大引(約10cmの角材で基礎と土台の間に取り付ける横架材)を基礎の上に据え付ける。

# by ai-pittura | 2012-02-15 18:25 | 土蔵ができるまで | Trackback | Comments(2)
2012年 02月 10日
HERS
本日発売HERS3月号、
奥村くみさん
の”もてなしのアート”連載コーナーにて
稲富淳輔の絵とうつわを紹介していただいています。
床の間に現代アートを、という奥村さんの熱い思いが伝わるページです。
主人と同じページに載っている薮本絹美さんは知人で
偶然にもご一緒させていただき、嬉しい気持ちでした。

書店などでお見かけの折には、ご覧頂けましたらありがたく存じます。

# by ai-pittura | 2012-02-10 11:57 | お知らせ | Trackback | Comments(4)
2012年 02月 08日
冬の食卓
最近食べたおいしいごはんのメモ。

この冬初めて土鍋でご飯を炊いたら、あまりに美味しくやみつきに。
①お米を研いで水を切り1時間放置する。
②2合なら2カップ水を入れる。
③強火→ブクブクふきこぼれそうになったら弱めに調節して10分火にかける。
④チリチリという音、香ばしい匂いがしてきたら(おこげができている合図)
もう一度強火にして10秒数え、火を止める。
⑤15分しっかり蒸らしたら完成。
ポイントは火にかけたらできあがりまで絶対蓋をとらないこと。音と匂いが頼り。

それからオカヒジキなるものを初めて食べた。
海でも山でもないようなとても不思議な味!食感がとてもよい。
小タマネギは皮ごとグリルして、焦げた皮をむいて食べると
甘みがぎゅっと詰まってトロトロに。


油をたくさんもらったので、本当に久しぶりの天ぷらパーティー。
あれもこれも天ぷらで食べたくなり、欲張りすぎて、1時間も天ぷらを揚げつづけてくれたジュンよありがとう。
海老、ささみ、せせり、ヒラタケ、さつまいも、かぼちゃ、ちくわ、里芋、レンコン、大葉、
ふきのとうはやっぱり本当に春を待つ味。
大葉をカラッと揚げるのはとても難しいのだなあ。


年末の忘年会でいただいたボタン海老と甘海老やブラックタイガーの殻を冷凍保存していたので、
うきうきとパスタソース作り。予想以上の濃厚な出汁が出て、
漁師町を思い出すペスカトーレ(ほぼアメリケーヌ)の味に、またイタリアが恋しくなる。
以下4〜5人分のソースレシピ
①オリーブオイルを熱し、ニンニクをいためる。
②背わたをとり、塩胡椒、酒をふった海老、イカに軽く片栗粉をつけて炒め、取り出す。
③新たにオリーブオイルを引き、
 みじん切りのタマネギ2〜3玉を飴色になるまでじっくり炒める。
 (途中で人参とセロリ、パプリカのみじん切り、マッシュルームを一緒に炒めてもOK)
④ホールトマト(サンマルツァーノトマトであること)三缶を③のフライパンに投入し、
 人参2本をすりおろしたものを入れ、ぐつぐつ煮込み水気を飛ばしていく。
⑤④と平行して隣で鍋を用意し、熱したオリーブオイルにニンニク少々と海老の殻を木べらで押さえながら炒める。
⑥⑤の後、白ワインをふり(ブランデーがあればブランデー)アルコールをとばし、
 白ワイン、まだ煮詰まっていない段階の④を少し⑤の鍋にうつし、しばらく煮込む。
 灰汁を見張って掬いとる。煮込みすぎない方がよい。
⑦⑥をザルにあけ、木べらで最後の一滴までこしたものを④に投入して
水気がだいぶ飛んだら、途中で塩、胡椒、赤ワイン、オリーブオイルひと回しして味を整え、
さらに弱火で煮詰める。
⑧②を入れてさらに少し煮込めばできあがり。









節分の福豆。
蒔くというよりほとんど食べてしまった。
袋につつまれた金色の小さな神様入り。
1月に31歳を迎え、ここ一年は身体の変化を思い知らされる日々。
何よりもまず腰痛と肩凝りを少しでも治していかないと。
健康招福家内安全。

# by ai-pittura | 2012-02-08 18:29 | 仰木の暮らし | Trackback | Comments(0)
2012年 02月 01日
土蔵ができるまで vol.5
31日 型枠の中に生コンクリート投入。
予備校の仕事に行く前にあわてて携帯のカメラで撮影。
多分この後、鉄筋を配筋。コンクリートならし。
帰宅したらコンクリートが養生されていた。


2月1日 コンクリートを打ったまわりにブロックで立ち上がりをつくる。
ブロックとブロックはモルタル(砂とセメントと水をまぜたもの。作り方参照)を間に入れくっつけていく。
このブロックで立ち上げている部分が床下部になる。
二方向に換気口を設置。 

# by ai-pittura | 2012-02-01 18:51 | 土蔵ができるまで | Trackback | Comments(2)
2012年 01月 30日
土蔵ができるまで vol.4







30日 土蔵を建てる部分に糸を張る。
4mx4m、8畳くらいの土蔵になるとのこと。
それに沿って、この後流すコンクリートの型枠を設置。
鉄筋を組み立てる。

# by ai-pittura | 2012-01-30 18:23 | 土蔵ができるまで | Trackback | Comments(0)
2012年 01月 30日
ゆきのひ


庭の水仙はまだ蕾がついておらず、
農協に出ていた日本水仙を思わず買い求める。
葉が美しい。
透ける花弁と佇まい、香りも。
いつから水仙を好きになっただろうか。
昔はなんだか顔がついているようで怖いと思っていた。
球根花にはなぜか気になるものが多い。
というよりも、たぶん球根に惹かれているのだろう。
それは生命の秘密に触れるようでとても神秘的だ。



雪明かりの窓を背に立つ水仙に、
ふとサンマルコ寺院の部屋にこぼれる、
小さな窓からの光を思い出す。
そして、音も無く、凛と
まるで雪の光をそのまま移したかのような水仙の香りに
しみじみと感嘆する。
何枚もスケッチしながら、それが画面に伝わらないことが
もどかしく、

でもそんなことおかまいなしに、
チコはその横でちいさな寝息を立てている、雪の日。



# by ai-pittura | 2012-01-30 16:35 | | Trackback | Comments(2)


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